リモートワーク、ハイブリッドワークを実現する際の壁になるのが、やはり固定電話とFAXです。時代に合った新しい柔軟な働き方を目指してそれらを手放すことが出来た、X社の事例を紹介します。
事例プロファイル
- 拠点従業員数:50名
- 目標 :柔軟な働き方ができること
- 課題 :オフィスにいないと電話が出来ない・FAXが使えない
- Teams :導入済み
電話は Teams と UniTalk を活用
X社では数年前から Microsoft 365 を利用しており、Teams の活用も十分に行われていました。その Teams で固定電話番号(0AB-J番号※)での発着信が可能となる「UniTalk」を導入しました。
※0AB-J番号とは、03(東京),06(大阪),026(長野)などの市外局番を用いた電話番号のことです。
「UniTalk」を導入したことで、どこにいても同じ電話番号で発着信が可能になりました。そして、普段から使用している Teams アプリに通話機能が追加されたため、それほど抵抗なく固定電話機から Teams による電話に移行することもできました。
インターネットFAXを導入してファイルを自動保存
「固定電話をなくす方法は様々あっても、さすがに FAX の送受信には専用機器が必要なのでは……?」と思っていたときに見つけたのが、インターネットFAXサービスである「eFAX」です。
「eFAX」は、FAX回線が必要なく、インターネット回線で FAX の送受信ができるサービスです。メールやインターネット回線が利用できれば FAX の送受信が可能です。
X社では、FAXをメールで受信するだけでなく、業務の自動化ができる Power Automate でフローを作成し面倒な保存作業も手放すことができました。
メールで FAX データを受信したのを切っ掛けに、データを SharePoint へ保存、そして Teams 内の専用チャネルへの自動通知を実装しました。
UniTalk と eFAX 導入の効果
UniTalk と eFAX を導入し、固定電話機とFAX機器を手放したことで以下のような効果がありました。
どこにいても会社の電話番号で
在宅勤務や出張先でも、場所やデバイスにとらわれずに会社と変わらない固定電話番号 ”03-xxxx” からお客様と会話ができるようになりました。携帯電話番号 ”090-xxxx” ではなく、いつもの固定電話番号で円滑なコミュニケーションができました。
スマートフォンから 03発着信
今までの固定電話番号を、そのまま UniTalk へ番号ポータビリティ。
スマートフォンで ”03-xxxx” などの固定電話番号が利用可能になり、一部メンバーは BYOD にて利用しています。
BCP 災害対策
電話&FAX設備のクラウド化により、設備を撤去・自社で構築・運用不要となるため、災害時などの対応がスムーズ。リース管理からも解放されました。
サービスパンフレットを無料ダウンロード
以下リンクよりパンフレットを無料ダウンロードいただけます。
UniTalk だけでなく、Microsoft 365 や Teams が未導入のお客様へ向けての各種導入支援サービスもご用意しております。
ご不明点やご相談事項がございましたら、お気軽にお問い合わせください。