34年間愛用されてきた「VLOOKUP」関数と「HLOOKUP」関数に、その後継となる「XLOOKUP」関数が発表されました。
縦方向と横方向の検索をこの「XLOOKUP」関数1つでカバーしており、基本的には以下の3つの引数を指定するだけです。
XLOOKUP関数
XLOOKUP(検索値,検索範囲,戻り配列)
※ 範囲または配列で一致の検索を行い、2つめの範囲または配列から対応する項目を返す(規定は完全一致)
※ 一致しない場合、部分一致、昇順、降順などを指定したい時は、「XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り配列, 見つからない場合, 一致モード, 検索モード)」を指定します。
<VLOOKUPとして使う場合>
価格が50円の文具
結果:えんぴつ
<HLOOKUPとして使う場合>
バスケ部に所属している2年生の人数
結果:10
<一致しない場合に返す値>(見つからない場合)
価格が55円の文具を調べ、該当する文具がない場合は、「該当なし」と表示させる
結果:該当なし
※本機能は、Office 2019 パッケージ版、プレインストール版 には実装されません。(旧バージョンのExcel も使用不可)
この機会に是非、Office 365(Business Premium orE3)プランにしましょう!
参考URL
you need faster with XLOOKUP—now generally available :https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2020/02/10/find-what-you-need-faster-xlookup-now-generally-available/
XLOOKUP 関数:https://support.office.com/ja-jp/article/XLOOKUP-%E9%96%A2%E6%95%B0-b7fd680e-6d10-43e6-84f9-88eae8bf5929
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