“Teams電話” のキーワードは聞くけれど、ライセンス体系やその仕組みが「イマイチわからない」という方は意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日々お客様のご要望を耳にする営業からの目線で Teams電話の利用シーンとその実現に必要な各種ライセンスをご紹介いたします。
Teams電話でできること
Teams電話は、その名の通り会社でお使いのTeams上で「固定電話を発着信(応答)する」ことができるサービスです。
Teamsから電話が掛けられるとはいっても、ネットでは品質が心配…。という方もいらっしゃるかもしれません。現在では、従来の固定電話でよく利用されている 0ABJ番号 (03-xxxx-xxxx などから始まる全10桁の電話番号の形式)をTeams電話でも利用することが可能です。
0ABJ番号をTeams電話などのIP電話で使うためには、国が求める基準の通話品質を満たさなければなりません。この国の基準というのは 固定電話と同等レベルの品質 になるため、品質面でも安心感を持ってご利用いただけると思います。
UniTalk
Teams電話を利用するには、各キャリアのTeams電話サービスを契約する必要があります。今回は、弊社で取り扱っている SoftBank の Unitalk というサービスを利用した場合のライセンス体系をご紹介します。
Unitalk の詳細については以下よりご確認ください。
Teams電話の利用シーンと必要なライセンス
備え付けの固定電話をTeams電話として利用する場合では、以下のようなシーンが多く挙げられます。
<外線>
- 元からある固定電話機で代表/部署番号を使いたい
- PC等のデバイスでいつでも・どこでも代表/部署番号を使いたい
- 受付/応接室/会議室 など共有スペースに設置の電話機で代表/部署番号を使いたい
<内線>
- 元からある固定電話機を “内線用電話機” として使いたい
上記のどのシーンであっても、外線・内線それぞれ必要になるライセンスの組み合わせは同じになります。
外線として利用
■TIPS
Microsoft 365 のID保有ユーザーに個人直通番号を付与する場合には、「発着信」ができるライセンスの組み合わせをご選択いただく必要がございます。
※1.転送応答も含まれます。
内線として利用
内線電話としてのみご利用の場合は、Microsoft Teams 共有デバイス ライセンスが必要になります。
※いずれの場合でも、Teams電話のご利用には Microsoft 365 のベースライセンスが必要です。
※ライセンスの種類や価格は記事作成当時のものであり、変更になる場合がございます。
以上、よくある利用シーンのライセンスをご紹介いたしました。
このような場合は?などご質問や Teams電話 / UniTalk にご興味がある方は、是非一度お問合せください。