本ブログでご紹介している Microsoft 365 の更新情報は、日々更新されているサービス全体のごく一部を厳選してまとめたものです。今回は、この記事をご覧になっているアンテナが非常に高い皆様へ、私が普段 Microsoft 365 の更新情報を手に入れている方法をご紹介したいと思います!
– 目次 –
メッセージセンターの活用
▼お気に入りに追加
▼アーカイブに振り分ける
メッセージセンターを閲覧可能なユーザー
【7月更新分】注目したい Teams 会議の新着情報
① Teams ウェビナー機能強化「視聴者用の登録ページ」
② オンライン会議予定の自動化
最後に
メッセージセンターの活用
Microsoft 365 管理センターに「メッセージセンター」というものがあります。メッセージセンターでは、Microsoft 365 の新機能や変更された機能、計画済みメンテナンス、その他の重要なお知らせなどの確認が可能です。
メッセージセンターににアクセスするには、Microsoft 365 管理センターの
「正常性」>「メッセージセンター」を選択します。
メッセージセンターでは、Microsoft 365 の各サービスの更新予定がリスト形式で表示されます。
気になった内容は「お気に入り」に追加したり、読み終わった内容は「アーカイブ」に振り分けたりすることで、更新情報を整理することもできます。
▼お気に入りに追加
▼アーカイブに振り分ける
メッセージセンターを閲覧可能なユーザー
メッセージセンターへアクセスできるのは、「メッセージ センター閲覧者」の役割を割り当てられたユーザーと、特定の管理者権限を持つユーザーに限られます。
管理者権限は必要最低限のユーザーにのみ割り当てるようにし、メッセージセンターを確認するユーザーへは「セージ センター閲覧者」か「メッセージ センター プライバシー閲覧者」を割り当てるのがお勧めです。
※ 下記の管理者権限だけでは、メッセージセンターを閲覧することができないのでご注意ください。
コンプライアンス管理者
条件付きアクセス管理者
カスタマー ロックボックス アクセス承認者
デバイス管理者
ディレクトリ閲覧者
ディレクトリ同期アカウント
ディレクトリ製作者
Intune サービス管理者
特権的役割管理者
レポート閲覧者
【7月更新分】注目したい Teams 会議の新着情報
ここからは、実装が楽しみな注目の Teams 関連情報をメッセージセンターよりピックアップしてお伝えします。
① Teams ウェビナー機能強化「視聴者用の登録ページ」
Teams ウェビナー機能は従来のライブイベント機能とは異なり、通常の Teams 会議のように出席者が発話することも可能です。
今回のアップデートでは、視聴のみで出席する参加者の登録ページがサポートされます。これによりウェビナー開催者は「参加者のビデオやマイクをオフにして、発表する人だけオンにして……」などの煩わしい設定作業から解放されることが期待できます。
視聴者・開催者・発表者をはっきり区別できるライブイベント機能はエンタープライズライセンスでしか利用できないため、ビジネスライセンスでも使えるウェビナー機能の活用幅が増えるのはうれしいですね!
本機能の実装は、8月中旬から下旬に完了する見通しです🚩
Teams ウェビナー機能の詳細についてはこちらをご参照ください。
【Teams 新機能】ウェビナー & PowerPoint Live – Livestyleクラウドサービス (live-style.jp)
② オンライン会議予定の自動化
これまで Outlook で会議予定を立てる際は、作成メニューの中から適切なものをポチっと選んで予定を作成していました。
今回のアップデートによって、自分を含めて2人以上の会議予定を立てると、既定でオンライン会議(Teams 会議)が自動作成されるようになります。
「会議リンクの作成を忘れてた!」 (会議開始5分前にあわててリンクを作成して相手方に送信)といったテレワークあるあるともお別れできますよ!
本機能の実装は、8月下旬から展開し、11月下旬には完了する見通しです🚩
最後に
これら以外にもご紹介したい新機能はまだまだありますが、長くなってしまうのでここまでにします。ほかの更新情報も確認したい方は「メッセージセンター」へアクセスしてみると素敵な出会いがあるかもしれません。
メッセージセンターへは、下記URLからもアクセスできます。
https://admin.microsoft.com/AdminPortal/Home#/messagecenter