Azure Monitor ゲスト正常性モニター
今までは、仮想マシンの標準機能のメトリックを使ったリソースの正常性のアラートを発生させることができました。例えば、CPU やメモリの使用率が5分間90%以上の場合アラートを発生するということができます。
標準機能でアラートを上げることはできますが、設定が少し手間でパフォーマンスレポートとしての機能は不足していました。
新たにリリースされた Azure Monitor のゲスト正常性モニターでは、もっと手軽に監視ができ、グラフィカルに状態の確認ができます。
ゲスト正常性モニター ポータル画面
正常性モニターの画面で、それぞれのリソースに対し閾値の設定をすることで、ポータル上でリソースの状態がすぐに確認できます。
また、Log Analytics にログが保存されているので、カスタムクエリにより自由にアラートを作成することができます。
利用料金は、Azure Monitor 自体は無料から、Log Analytics でログ保存のためデータ容量に応じた課金があります。
マップ機能
マップ機能もあり、サーバー内のプロセスや接続先のIP/ドメインも確認可能で、どのプロセスがどこの IPアドレスと通信しているかグラフィカルに確認できます。
また、通信のレスポンス、レイテンシー、送受信データ容量の確認もできます。
【参考情報】Azure Monitor ゲスト正常性モニター
https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/guest-health-feature-in-azure-monitor-for-virtual-machines/