Azure Maps とは

Azure Maps は、最新の地図情報や地理的な付帯情報をアプリケーションに提供する地理空間サービスです。地図はもちろん、天気や場所の検索、交通の流れ、ルート検索、電車などの経路や時刻などの情報を利用し、アプリに組み込むことができます。

今回新たに、Azure Maps Creator がリリースされました。これにより、地理的な地図だけではなく、室内などのオリジナルの地図が作れるようになりました。

想定される利用用途

さらには、IoT と組み合わせた独自のアプリケーションを作ることも可能です。
例えば建物内のトレイの空き状況や混雑状況、室温管理や在籍管理など、様々な用途があります。
室内マップは、CADファイルなどを取り込むことができ、建設の時のデータがあれば簡単に作成可能です。

そして、先日発表された Windows 11 では Wi-Fiベースの室内位置情報機能が組み込まれるようなので、室内での端末の紛失や従業員の居場所もマップ上で把握できそうです。
コロナ禍では、室内のCO2濃度や人密度など管理し、換気や密回避を促したりできそうですね!

参考情報:Azure Maps – 地理空間サービス API | Microsoft Azure